大向展望台(京都府京丹後市)
この夏泳いだ海を山から眺める。
この前まで、あそこで泳いでいた自分が、
今は山からあちらを見ている。
でも、本当は 自分がいなくても、
いつもいつもここからあの海を眺めてる風景がある。
雨でも雪でも嵐がきても津波がきても
いつもここから眺める風景がある。
自然とはそういうもので、
喜びも楽しみも悲しみも辛さも怒りも
そういうものを超越した存在がある。
そういうものに触れると
人間は言葉を失う。
そして、そいう事象、現象を感じる。
心と体で一杯に感じる。
自然は『超然』としていました。
かつて日本人をはじめて見たアメリカ人は、
その超然たる姿に誰もが驚き感嘆したのです。
奥ゆかしく素晴しい魂を持った民族。だと。
私達は、もういちどそこへ戻らなくてはなりません。
空っぽになれる場所がありますか?
持てば持つほど苦しくなるから、
手放すことです。
自由に自由に!
今 それが一番大事。
私もようやくここまで来れましたよ 叔母さん。
By ミッツ
by iiosu | 2011-10-06 00:08 | おでかけ